こんにちわ。
水景部部員はやしです。

紅葉で色づく京都にて。

今日は第32回『
日本盆栽大観展』を見に行ってきました。

わたしは、盆栽というジャンルに関してはまったくのド素人です。

ですがこの異様にかっこいいポスターに心ひかれたのと
新しい水景を立ち上げるに当たって
なにかのインスピレーションになるのではと思い
行ってまいりました。
はじめての盆栽体験..いやはやすごかったです。
とにかくわからないことだらけで
まずなにをどう見ればいいのやら、という感じだったのですが
「盆栽はしゃがんで見るのが鉄則」だそうで
試してみます。

これは、自然の木を見上げる時をと同じ。
つまり盆栽とは自然をお手本としていることがまず大前提にあるんですね。
そうするとこうみえていたものが

こう見える!

なるほど確かに正面から眺めていたときよりも
巨木を鑑賞しているようなド迫力をより感じられる気がします。
後から調べてみたのですが
盆栽を鑑賞するポイントとしては
①
根張り大地に根が張った様子が表現できているか。
八方にバランスよく広がっているもののほうが大木感や力強さを表現できる
②
枝配り幹から出ている枝の向きと太さのバランス
③
コケ順幹が上に行くほど自然な感じで細くなっている様子が◎
いわゆる遠近法?これがきちんとできているとより大木感表現できる
これらの3つのポイントを念頭に
鑑賞していくのが基本のようです。
うん、水草水槽にも色々応用ができそう。
ですが、展覧会を見に行っていたときは
このような前調べもなく見ていたので、
ちょっともったいなかったですね。。
盆栽をみていくと
こういうのもあります。

狸?

盆栽の鑑賞法には
先ほどあげた「
下から眺める」ものと
対照的に「
一歩引いて見る見方」の2パターンがあるんですね
主役の盆栽とは別に石や掛け軸、ミニチュアの家や人形を配置して
箱庭的な風景空間として楽しむ鑑賞方法で
なるほど、その見方を意識してみると
また違った見え方がしてくるではないですか!

奥が深すぎるBONSAIの世界!みんな真剣です。

京都市長も見に来られていました。

うーん。よさそうなお着物。さすがMr.Kimono
ここで気づいたのは
いけばなの時は女性が多く鑑賞していたのに対し
盆栽は男性の比率がずいぶん高いという事です。
会場も、いけばなの時はテンションの高い会話で満たされているカラフルな感じに対し
盆栽は寡黙。静かながら熱い興奮が渦巻いているといった感じでしょうか。
これらの違いについては
もう少し深く考えてみたいと思うのですが
とりあえずその日は見るものを消化していくのにただただ必死...
はじめての盆栽経験。
理解は後!まずは感じるまでです!!
つづきます!
スポンサーサイト
- http://tamsuikei.blog136.fc2.com/tb.php/132-c47b5514
トラックバック
こんにちわ。水景部部員はやしです。紅葉で色づく京都にて。今日は第32回『日本盆栽大観展』を見に行って
コメントの投稿